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レッドディザイアが宿敵下し最後の一冠をもぎ取る!
第14回秋華賞は四位洋文騎手騎乗の2番人気レッドディザイアが中団追走から直線入り口で早めに仕掛け、安藤勝己騎手騎乗の1番人気ブエナビスタを際どくハナ差抑え切って優勝。桜花賞、オークスで敗れた宿敵を3冠最後の大一番で下し、待望の重賞初制覇がG1となった。勝ち時計は1分58秒2(良)。鞍上の四位騎手、本馬を管理する松永幹夫調教師ともに本競走は初勝利。同調教師はJRAのG1初制覇。
2着に入線したブエナビスタは最後の4コーナーで急に外側に斜行。3着に入線した藤田伸二騎手騎乗の3番人気ブロードストリートの走行を妨害したとして3着に降着。よって2着がブロードストリートとなった。なお、勝ち馬と着差は1馬身1/4。

ヴィーヴァボドカが58秒0のペースで引っ張る
18頭がほぼ揃ってのスタート。内から1番ホクトグレイン、6番ヴィーヴァボドカ、中から10番クーデグレイス、外から17番ワイドサファイア、18デリキットピースが積極的に飛び出し、最初の1コーナーを目指した。結局、コーナワークでヴィーヴァボドカがハナを奪い、差がなく2番手にワイドサファイア、それからクーデグレイス、デリキットピースと縦長に並んだ。
先団はホクトグレイン、7番ダイアナバローズら。そこから少し離れた中団位置に5番レッドディザイア、9番イイデエース。その1馬身直後の内々に1番人気ブエナビスタ。横に8番ラインドリーム、外に16番モルガナイト。以下は馬群が密集し、14番ジェルミナル、12番ブロードストリートらが末脚にかけて後方に待機。後ろから2番手に4番ミクロコスモス、最後方に15番ハシッテホシーノという隊列になった。
ヴィーヴァボドカが依然として1馬身のリードで引っ張り前半1000m通過が58秒0と淀みない流れ。その後はペースが緩んだことで残り800mから徐々に先頭集団と中団馬群が接近し、3〜4コーナーへ向かった。4コーナー手前ではダイアナバローズ、ジェルミナルがマクリ気味に仕掛けて最後の直線へ。内々で脚を溜めていたレッドディザイアは馬群の間を割って早めに動き、ブエナビスタはコーナで狭くなり、スムーズに加速できず、逆にやや位置取りが下がって最後の直線へ入った。
勝負どころの動きの差でレッドディザイアに軍配
逃げたヴィーヴァボドカを目標に強気に仕掛けたレッドディザイアは残り200mで差し切って先頭。ブエナビスタはレッドディザイアの外に持ち出して追いだす。その着差は2馬身ほど。ブエナビスタが一完歩ずつ、レッドディザイアとの差を詰め、ほぼ並んでのゴール。写真判定の末、レッドディザイアがわずかに抑え切った。3着に入線したのは、直線内から懸命に脚を伸ばしたブロードストリート。レース後、ブエナビスタの降着があり、同馬が2着となった。
降着のアクシデントはあったものの、上位人気馬同士の組み合わせで順当な結果。ブエナビスタとレッドディザイアはほぼ差がない位置で内々から追走。ブエナビスタがレッドディザイアをマークするような形だったが、勝負どころの4コーナーでスムーズに位置取りを上げられたレッドディザイアに勝利の女神がほほ笑んだ。理想通りの競馬で、最後の一冠を地力で見事にもぎ取った。
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