G1特集 第78回 菊花賞G1特集 第78回 菊花賞

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
アルアイン 125 89 91 90 80 66
ミッキースワロー 123 92 77 79 70 62
キセキ 119 92 82 74 78 68
ブレスジャーニー 118 73 71 61 54
サトノクロニクル 115 87 74 76 80 71
トリコロールブルー 115 78 71 79 72 68
サトノアーサー 114 90 87 79 73 69
クリノヤマトノオー 110 78 68 76 69 68
ダンビュライト 107 89 90 89 79 73
ポポカテペトル 107 79 77 77 84 71
ウインガナドル 105 93 81 69 61 66
クリンチャー 104 81 82 87 77 59
ベストアプローチ 102 87 87 86 79 65
マイネルヴンシュ 102 76 69 68 61 60
アダムバローズ 100 77 65 76 73 71
マイスタイル 99 87 91 72 81 69
プラチナヴォイス 98 84 76 85 80 71

※フルゲート18頭。アドマイヤウイナーほかが抽選対象で1頭が出走(10/17)。

1)ZIはアルアインら3頭が上位

ZIのトップは皐月賞馬アルアインで、2位は差がなくセントライト記念を制したミッキースワロー。神戸新聞杯を制したレイデオロは回避したため、同レース2着のキセキが3番手。正確な順番は微妙だが、この3頭が実際にも上位人気になる可能性がある。

2)補正タイムは伏兵ウインガナドルがトップ

補正タイムのトップはウインガナドル。前走古馬相手の新潟記念で4着と善戦したレースで93をマークした。ハンデ戦ではあったが、ラジオNIKKEI賞2着に続く好走と言っていい。血統的にも長距離で魅力あふれる配合であり、逃げ馬である点もかなり興味深い。ZIが低く出ているため、あまり人気にもならなそうだ。

3)キセキとミッキースワローの補正タイムは同じ

トライアルのレースレベルは神戸新聞杯の方が上位だろうが、同レース2着のキセキと、セントライト記念を勝ったミッキースワローの補正タイムは同じ。ともに92をマークしている。春の実績馬がかなり不在のメンバー構成であり、この両馬にとっては大きなチャンスだろう。

4)ダービー組のマイスタイルらが配当妙味か

レイデオロやスワーヴリチャード、アドミラブルが不在の日本ダービー組だが、4着のマイスタイルが補正タイム91。今回のメンバー中では上位になる。同じようにアルアインやダンビュライトも差がない。これらの馬が穴候補で、馬券的な妙味もありそうだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。